5/2という日

あれから何年立つんだろうとふと考えました。

10年立つんです。

HIDEという偉大なロックンローラーがこの世から旅立って。

当時高校1年生になったばかりのGW前に飛び込んできた衝撃のニュース。
別にXファンやHIDEの熱狂的ファンではなかったけど、胸を抉られる思いでこのニュース
を呆然と見ていました。
ビジュアル系バンド全盛期の当時、もちろん回りには熱狂的ファンが沢山いて、私は何かと、
イラストを書いたり、HIDEの切抜きでコラージュを作ったりしていたので
応援は凄くしていました。

中学時代はグラムが大好きで中学終わりくらいからはプログレロックに夢中でしたが
それでもHIDEの音楽は好きでしたし、ファッションも好きでした。
告別式のニュースやお通夜の様子のニュースを見ていて、後追いが何人も出たのが
さらにショックでした。　

HIDEの死は未だに事故か自殺かファンの間で憶測が飛び交いますが、
その後にリリースされた「HU/R/RY GO R/OU/N/D」を聞いて、そこで私はHIDEは自殺じゃ
なかったと確信しました。

「また春に会いましょう」

こんな前向きな事を思ってHIDEが死ぬはずはないのです。
でもなにがどうあれ、もうHIDEはこの世にいなくて、その事柄だけが伝説のように伝えられ
ていく。
そして5/2が来るたびに胸が痛む。

また春に会いたかった。

そして月日が流れて私は社会に出て働くようになって、2005/5/27に新宿コマ劇場で
上演されたQ/U/EE/N のロックミュージカル「W/E  WE/LL R/O/CK  Y/OU」を観劇しに行っ
て、そこで、亡きボーカリスト、フ/レデ/ィ・マ/ーキ/ュリーの為に
レ/ベッ/カ・ジ/ャク/ソ/ン・メ/ンド/ーサが演じるオ/ー/ジー・オ/ズ/ボ/ーンが唄った
「N/O-O/NE B/U/T Y/O/U」でバックのスクリーンに若くして亡くなったボーカリスト達が
映し出されました。ジ/ョ/ン・レ/ノンーなどの世界的なボーカルに混じって尾/崎/豊と
そしてHIDEの雄姿が映し出されました。

(また一人ロックスターが若くして死んでも　彼は永遠に私達の心に生きるの）日本語訳

という歌詞に乗せて。

レ/ベッ/カの歌声が後押しして私は声を殺して泣きました。
別にHIDEファンだったわけではなかったんですが、泣きました。

あぁ、そうか。みんなの心にHIDEは生きてるんだ。そうか、そうだったんだ。
そんな事を思った日でした。5/2の8:52には目を閉じてHIDEの冥福を祈ります。
まぁ電車の中でしょうけどね。

え～こんな日記書いてスイマセン・・・でもせっかくサイト持ってるんだから
書いておこうと思いました。ウザくてすいません。長くなったし。
HIDEは今何処で何をしてるんだろう？

あぁ、ギターを弾いてるか。