被災地

実家帰省の写真です。
 
 
青森は死者が3名しか居なかったので、被害がそんなに酷くないと
思っていたし、もうそろそろ復旧してるだろうと思っていたんですが、
自分の認識の甘さを痛感しました。

昴の住んでいた市は海沿いで港町なんですが、
完全に津波をかぶってまして…

全然、復旧出来てなくて、胸が痛くて…

これは道の真ん中にテトラポットがドーンと…　
これもまだ片付けられてない。

 

ぐっしゃぐしゃの電柱

まだこれそのまんまなんだ…と絶句
草が生えてるあたりは元は綺麗なコンクリートでした。
えぐられて道という道がなくなってます。
 
 
 
 
ここは船着き乗り場だったんですが、まったく復旧できてない。

まだまだ残骸が海に沈んでる 
 
曲がった街頭。

津波で流された船が当たって曲がったようです。
これもそのまま。
  
ここも船着きの乗り場なんですが、まったく復旧されず。


胸が痛い…

現地行かなければやはりなにも分からない。
 
 昴が幼いころから遊んでいた海岸は、沢山の綺麗な
貝殻が落ちていました。でもそこの海岸はえぐられ、
打ち上げられた鉄クズだらけ、そして鉄クズや船の
影響でいつも落ちている貝殻はすべて砕けていました。

その光景にも茫然としましたが、ずっと海岸線を 歩いていると、一つだけ原型をとどめている
貝殻を見つけました。
あの津波にも負けなかった貝殻。

物凄く愛おしくなって、思わず持って帰りました。
後ろにはマジックで2011・3/11と書きました。
あの災害は後世に伝えていかなければならないと心から思えた。