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ダラダラとした呟き
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「桜の木の下には死体が埋まっている」
文豪・坂口安吾の小説の中の一文ですが、桜の花は本来は雪のように真っ白で、あの薄紅色は人間の血の色だと、そんな解釈がされた文学ですが、春を前に桜を見れない人々の想いが色に出るのは妙に納得がいく気がします。

自分の経験上、3月は春を迎えられず天に昇る人が多い気がする。

レミオロメンの曲で「3月9日」という曲があり、それが好きで数年前の3月8日に「明日は帰宅したらレミオロメン聞こう~」と思っていると、朝一ニュースで知り合いの俳優が自らの命を捨てた事が報道され、しばらく酷い憶測やデマがネットやワイドショーを騒がせ、辛くて辛くてしばらくテレビもネットも出来なくなったのが数年前。
その翌年、別の知り合いが立て続けに3月に自らの命を捨ててしまう事が2件ほどあり、茫然としてすぎて涙も出なかった。
そして昨年「今年の3月は全ての知り合いが無事で」、と祈る気持ちで過ごしていると、史上最大の災害が日本を襲い、何万もの人が春を迎えられなかった。
思えば地下鉄サリンも3月に発生してる。

だから3月はここ数年、いつも緊張してる気がする。

震災の進まない復興にも、無知から来る偏見を持つ人にもどうにもならない今の現状。
福島から避難してきた子供の入園拒否や入園反対運動など本当に酷い話。
政府や東電だけ批判しても国民が賢くならなければ復興など程遠い。
震災関連のニュース見るたびに悔しさが一杯。

今年は何にもなければいいなと思う。
満開に咲く桜の花が怖いと思うようになってしまったここ数年のお話。
幸せな気分でみんなで桜を見上げて酒を飲むのが本来の日本人だ。

それでも人生は平等ではない。

生きたくて前進していた人が波にのまれる事もあるし、五体満足なのに自分の命を終わらせてしまう人もいる。
不平等と戦う事が生きるって事かもしれないけど。
その因果を追求するのも、持って生まれた業を滅すのも、それは全て自分次第だ。



たまにはこんなまじめな日記も。
いつもふざけ過ぎだもんな。
珍しく重たい内容でしたが、明日は友人の家に生まれたての赤ちゃんを観に行きます。
そんでその後は同窓会の打ち合わせがてら中華街へGO!
そして僕は夜、ナシカと蜜さんとオールでクラブだ~イェ~イ!イェ~イ
来須さんは春の原稿があるだろうからもれなくハブッたwww
いいだろ~ってメールしたら「きーっ!」ってなってたよww

始発で帰宅するとは思うが、地震発生時刻には起きてきちんと黙祷はしようと思う。

今年の春は、笑って迎えたい。
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